Day 1
- On-demand
- About
-
Agenda08.00 - 09.00JST
受付
09.00 - 09.10JST09.10 - 09.40JST09.40 - 10.25JSTグローバル市場概観:混乱期を切り抜ける
現在の投資環境は地政学的な不安要素やインフレ圧力、金利上昇が原因となって不透明なものとなってしまった。プライベート市場の投資家はこうした懸念に対処するためのスピード感をもつとともに、より長期的な投資機会を意識し戦略的に対応する必要に迫られている。新たな資金源の発掘や独自案件の創出、慎重を期した案件組成、意義ある価値創造への取り組みからよく練られたエグジット戦略まで、投資活動におけるこうしたイノベーションはその重要性をますます高めている。本パネルディスカッションでは、現在の市場環境に対するPE業界の専門家による対応について議論する。
- ディフェンシブな投資機会の構成要素は何か?
- ファンド運用者は地政学的リスクにどう対応すべきか?
- 今回の景気サイクルは前回のそれとどう違うのか?
- LPとGPの関係はこの2年間でどう進化したか?
10.25 - 10.50JSTネットワーキン・ブレイク
Sponsored by
10.50 - 11.35JSTジャパンアップデート:モメンタムを持続させる
景気後退後の日本のプライベート・エクイティ業界が比較的無傷の状態で立ち直ることは可能だろうか?投資家が指摘するポジティブ材料には、日本経済が成熟した予測可能なものであることや様々な投資テーマが試されていること、企業による事業売却が構造的なトレンドとしての健全さを示していること、また、中国など新興市場以外のターゲットを探して資本が安全性への逃避を見せていることなどが挙げられる。とはいえ、ここ何年か苦戦が続いているセクターがあることや、エグジットまでのタイムスパンが延びてきていること、さらには、案件に対する資金調達が難しくなってきていることなどを考慮すると、容易なこととは言えないだろう。
- 市場セグメントごとの投資ペースはどのように変化しているか?
- リスクに配慮しながら日本市場の成長を取り込むにはGPは何をすればいいか?
- エグジットプランの面で十分な創造性はあるか?
- ESG項目の評価・レポーティングはどのような進展しているか?
11.35 - 12.05JST12.05 - 12.50JST日本市場で持ちこたえているセクターは、うま味のあるミドルマーケットか?
日本のミドルマーケットの生命線が、事業承継問題を抱える企業創業者に対して解決策を提供するということに変わりはない。承継プロセスやマネジメントを専門化すればプライベート・エクイティ企業は多くの果実を容易に手にすることができるし、事業のデジタル化もまた比較的新しい手法といえる。ファンド運用者としてはこうした機会を活用するのはもちろん、競争が激化する市場で確実に案件を成立させるためにも、自身のスキルを適切なレベルに保っておくことが求められている。本パネルディスカッションでは、日本のミドルマーケットの展望について議論する。
- バリュエーションと期待値 - 過去2年間で変わったものは何か?
- ミドルマーケットの案件にとって景気後退が意味するものは何か?
- M&Aアドバイザリーを取り巻く状況はどう進化しているか?
- 中堅企業向けファンドの資金調達は厳しくなっているのか?
12.50 - 13.50JST昼食
13.50 - 14.35JSTバイアウト:より大型な案件の追求
日本市場での大型案件は、企業のカーブアウトや上場企業に対する公開買付案件などが活発なこともあり近年上昇傾向にある。昨年のアジア市場での投資動向は2021年より鈍化したが、それでも日本市場は他のほとんどのアジア市場に比べればよく持ちこたえた。さらに言えば、企業による事業売却が構造的な長期トレンドとして捉えられていることも、日本市場に対する強気姿勢の原因となっている。これにより、事業・資産売却プロセスにおける競争は激しさを増し、バリュエーションは押し上げられ、結果としてGPはより多くの運用手段の開発を迫られることとなっている。
- 競合他社との差別化のためにファンド運用者ができることは何か?
- 案件を成立させるうえで、アクティビストの関与はより一層重要なドライバーになりつつあるのか?
- レバレッジド・ファイナンスはどのような条件でどの程度、利用可能か?
- フィナンシャルスポンサー同士での取引は、案件成立のための主要因となり得るか?
14.35 - 15.20JSTLP側の見方:景気サイクルを通じたコミットメント
世界の機関投資家は現在、上向きだったマーケットやプライベート・エクイティ投資に対するアンダーアロケーション・リスクを考えるこれまでの状況から、ボラティリティの大きな市場とオーバーアロケーションの現実へ向き合う対応を迫られている。国内勢の海外ポートフォリオに関して言えば、通貨安がこれに追い討ちをかけている。オルタナティブ投資への新規参入組は撤退を検討するかもしれないが、ここは景気サイクルを通じたエクスポージャーの維持が賢明だろう。本パネルディスカッションでは、今後の投資戦略や運用会社の選定に関する考察を経験豊富なLPと共有する。
- 超過リターンを最も生みやすい地域はどこか?
- LPは為替ヘッジにどう取り組んでいるか?
- GPは十分に規律あるポートフォリオ・バリュエーションを実施しているか?
- 2023年の分配金の予想は?
15.50 - 16.35JST運用面での課題:不確実性が増す中で下す適切な決断
世界のプライベート・エクイティ市場の投資家はこれまで10年以上にわたり波乱要因の少ない穏やかな経済状況やバリュエーションの高騰、さらには、割安な債権といった恩恵を受けてきた。だが新型コロナウイルスの拡大が予期せぬ転換点となりその影響はいまだに尾を引いている。投資家はこれまで経験したことのない規模でマクロ経済の問題と地政学的な課題の双方に直面している。そうした環境の下でGP側は、投資先企業の強化や新しいビジネスモデルへの転換、エグジット時のダメージコントロールなど、プレッシャーのかかる中での決断を迫られる状況となっている。
- 本におけるサプライチェーンの逼迫や労働力不足に対しGPはどう対処できるか?
- 経営陣との効果的なコミュニケーションに欠かせない要素は何か?
- 日本市場における運用面での改善モデルは現在の投資環境の下で成果を出せるだろうか?
- 景気後退からの力強い回復を目指す企業は現在、どのような状態にあるのか?
16.35 - 17.05JST17.05 - 17.10JST1日目終了
17.10 - 18.10JST懇親会
Confirm cancellation
An error occurred trying to play the stream. Please reload the page and try again.
Close