Day 1 (26 June)
- On-demand
- About
-
Agenda08.00 - 08.50JST
開場、受付開始
08.50 - 09.00JST09.00 - 09.30JST09.30 - 10.15JST世界の展望:動き出す時
プライベート・エクイティは板挟みの状況にあります。イグジットの鈍化が資金調達環境を厳しくしている一方で、資金配分はむらがあり、ドライパウダーは記録的な水準となっています。マネージャーはこうした状況に適応するために新たな資金源を特定し、取引のレジリエンスを確保し、差別化した価値創造戦略を確立し、イグジットについてより思慮深く目標を定めなければなりません。このセッションでは国内外の障害を乗り越える方法について議論します。
- 2024年の市場環境は2023年とどの程度違うのか
- 世界的に最も魅力的な投資機会が集まっているのはどこか
- 他社と一線を画すマネージャーの特徴は何か
- 流動性を創出するためのクリエイティブなアプローチは資金調達の弾みとなるか
10.15 - 10.45JSTネットワーキング休憩
スポンサー
10.45 - 11.30JST日本のアップデート:今が好機
昨年日本はこれまでの業界の傾向を覆し、アジアの主要市場の中で唯一資金調達額とイグジットが前年比増となり、投資額は過去最高を記録しました。政策による支援、有益な規制改革、円安、ディールフローを促進する主要な構造的要因のすべてが投資先として日本に有利に働いています。そのためグローバルなGPやLPがはアジアの先進国市場の日本を優先し、より多くの資金が集まっています。このセッションではパネリストが現在の状況がどれほど続くのか検討します。
- 今後はより厳しい経済状況が市場を抑制するのか
- LPにとって他の国・地域と比較して日本の魅力は何か
- ファンドの規模が機会に対して大きくなりすぎるリスクはあるか
- マネージャーはどのように価値創造能力を発展させているか
11.30 - 12.00JST12.00 - 12.45JSTミドルマーケット:中心的位置に
10年前、日本の年間のプライベート・エクイティ・バイアウトは約50件でしたが、2016年には80件を超え、2022年には120件となりました。5億USドル超規模の案件数は倍に増えましたが、依然としてミドルマーケットが最多となっています。事業承継と企業分割が合わさった案件が堅調なリターンをもたらし、大企業が断続的に規模を縮小していることから競争は激化しています。このセッションではミドルマーケットの専門家が状況を解説します。
- 日本のミドルマーケットは最高のコストパフォーマンスを提供するか
- マネージャーはディール・ソーシングと人材育成の問題をどのように強化しているか
- スポンサー間取引は市場の重要な部分を占めるようになってきているか
- 日本の産業が成熟するにつれ、スピンアウトを扱うGPは増えるか
12.45 - 13.45JSTランチ休憩
13.45 - 14.30JSTバイアウト:ディールフローの多様化?
株式非公開化取引は、事業承継取引やカーブアウトと並んで日本の重要な(そして持続可能な)ディールフローのソースとなるのでしょうか?規制当局が簿価を下回る取引の場合、企業に戦略的オプションの検討を求めている中、上場廃止についてプライベート・エクイティと協議を開始する経営陣が増えています。このような動きは日本でバイアウトが徐々に受け入れられていることを裏付けていますが、GPはプロセスの管理方法や価値創造テーマを伝える際に引き続き注意が必要です。
- 官民間のプロセスにおける主なリスク要因は
- 日本のレバレッジド・ファイナンス市場はどのように進化しているか
- 競争の激化から持続しない高すぎるバリュエーションが生まれているのか
- GPはこれまで以上に大型かつ複雑化するカーブアウトにどのように対処しているか
14.30 - 15.00JST15.00 - 15.45JSTLPの視点:アルファの源泉を見極める
ポートフォリオの成熟度、戦略目標、分母効果、USドル建て予算に対する円安の影響など、これらの要因は全て現在の市場環境において国内機関投資家がどのようにオルタナティブ投資へアプローチするかに影響を与えます。適切なバランスを見つけるのは至難の業です。不確実性が増す中で期待以上のパフォーマンスを達成するには、複数のアセットクラスにわたってある程度の日和見的見方が必要、とする考えによって、ディフェンシブな分散型ポートフォリオに対する自然なバイアスに変化があるかもしれません。本セッションでは経験豊富なLPが資産配分のアプローチについて議論します。
- 分配金の削減は配分決定にどのような影響を与えるか
- セカンダリー投資と共同投資はポートフォリオでどのような役割を果たしているか
- どの地域が最も高いリターンを生み出す可能性があるか
- LPはどのように為替ヘッジに取り組んでいるか
16.15 - 17.00JST日本のベンチャーキャピタル:Hello world
日本のベンチャーキャピタルに対する熱意は政府のスタートアップ育成計画にも表れており、2027年までの5年間で10万社のスタートアップと100社のユニコーンを創出するために投資額を10倍に増やすことが目標とされています。さらなる国際化の推進と並行して、海外VCには国内VC、スタートアップとの連携強化を目的としてインセンティブが与えられ、国内スタートアップはグローバルな足跡を築くために迅速に動いています。このセッションでは国内外の投資家が未来について語ります。
- スタートアップには追加の支援が必要か、必要な場合はどのような形で支援すべきか
- インセンティブとは別に、グローバルVCが日本に投資したい理由は何か
- 日本の技術分野の中で、最もグローバル展開に適した分野はどこか
- 投資家にとって最も可能性の高い出口戦略は何か
17.30 - 19.00JSTネットワーキングドリンク
Confirm cancellation
An error occurred trying to play the stream. Please reload the page and try again.
Close